爪甲剥離の原因がカンジダである場合は抗真菌剤で治療

爪甲剥離を引き起こす原因はいろいろあります。たとえば、全身性の疾患によって引き起こされる場合や、局所性の要因によるものがあります。またその要因にもいろいろあり、外傷によるものや皮膚疾患によるもの、微生物感染によって起きるもの、また薬剤性のものや先天性のものなど実にさまざまです。
爪甲剥離が起きると、爪甲は爪床部から離れてしまい、先端から根元の方へ向かって進行します。一般に、剥離した部分に空気の層が出来ます。光の屈折率によって、白色や灰白色に見えることでしょう。しかし、カンジダ菌などに感染している場合は、茶色や緑色などを呈することもあります。これは、菌の感染やごみなどの影響であると言えます。
このように爪甲剥離が起きた場合、まずは原因を突き止める必要があります。その原因によって治療法が異なるからです。たとえば、局所性の要因の中でも非常に多いのが、微生物感染によるもの、つまりカンジダ菌の感染を伴うケースであると言われています。水仕事を行なっている人の場合、剥離した部分が絶えず湿った状態にあることがあります。このような状態では、カンジダ菌の増殖を引き起こしやすくなります。そうなると、剥離は更に進行してしまいます。さらに、汚れを取ろうとして紙や先の尖ったものなどで爪の下部分をきれいにしようとする人がいますが、それによって症状を悪化させてしまう場合さえあるのです。
このように、カンジダ菌が発見された場合には、治療法として抗真菌剤が使用されます。抗真菌剤とは、真菌つまりカビに対して抗菌活性を示す薬剤のことです。一般に抗真菌剤には、外用薬、内服薬、そして注射薬があると言われています。それぞれの効果は異なるため、自分の症状に合った抗真菌剤を用いることができるでしょう。